まず最初に、重要なキーワードである「適応課題」と「技術的問題」について少し説明させていただきます。
「技術的問題」は、既存の知識やスキルを用いて解決できる課題です。例えば、新しいソフトウェアの使い方を覚えることや、明確な手順に従って業務を遂行することなどがこれに該当します。
一方、「適応課題」は、新たな状況や変化に対応するためには、現状の価値観や慣習、行動パターンを見直し、変えていく必要がある課題です。これは単なる知識の習得やスキルの向上だけでは解決できません。
1on1ミーティングを定着させ、効果を出すためには、傾聴スキルなどの技術的問題をクリアすることに加えて、適応課題に向き合い、それを乗り越える必要があります。よくあるパターンですが「管理職研修でコーチングの技法を教えてもらっても現場で実践できない、、」「権威ある人に1on1の進め方についてアドバイスを貰ってもそれっきり、、」といった現象は、適応課題と技術的問題とを、はき違えている典型例です。1on1ミーティングの定着には適応課題という新たな視点やアプローチが必要です。
弊社では、適応課題に焦点を当てた特別なプログラムを提供しています。一つの部署やチーム単位で行われるこのプログラムは弊社の得意なアプローチであり、その効果を確認しています。全体が一体となって適応課題に向き合うことで、1on1ミーティングを定着させ、その先の本来の目的を目指すことができます。
これまで数多くの組織にて、適応課題への対応という観点から1on1ミーティングの定着化とその効果の最大化を実現してきました。皆様も是非、この機会に弊社の研修プログラムをご利用いただき、1on1ミーティングにおける適応課題の克服を試みてみてください。
部署単位で行うプログラムなので、まとまった時間を取ることが困難な場合もあるでしょう。その場合は1回1時間程度で、数回に分けて行うことも可能です。
皆様の参加を心からお待ち申し上げております。1on1ミーティングの取り組みが、チームごとの適応課題へのアプローチを通じて、更なる飛躍を遂げることを願っています。
ご興味のある方は是非お問い合わせください。HPのお問い合わせから、あるいは私のE-MAIL(hamamatsu@bazukuri-c.com)、またはメッセンジャーやインスタグラムでのダイレクトメッセージでも結構です。
よろしくお願いいたします。
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