ある部署が深刻な人員不足に直面していました。それでなくとも忙しい職場。25人だったその部署は、人員が20人まで減っていました。もちろん彼らもあの手この手で状況を打開しようとしています。しかし、当社がコンタクトを始めてからも、更に1人2人と減って行きました。
そんななか当社が提供したのは、単なる一般的な研修ではなく、彼らと共に考え、新しい体験をするプロセスでした。部署のメンバー10人との1対1でのヒアリングを通じて、彼らの現状を理解し、彼らの視点から問題を捉えることができました。そして、彼らの声を反映させた研修プログラムを提供し、3回の全体研修と個別のフォローアップミーティングを行いました。
プログラム遂行に部署をあげての協力をいただいたかいもあり、研修開始以降、部署から離職する人やメンタル不調になる人は一人もいませんでした。退職を考えていた人たちもその意向を変え、新たに入ったメンバーもしっかりと定着することができました。定年退職を予定していたメンバーも嘱託で働き続けることを希望しました。さらに驚いたことに、転職していったメンバーも戻ってきました。
これらすべての変化は、彼らの本来の能力と、当社が提供したものが上手く噛み合った結果だと考えています。そして今、彼らは必要な人員を確保し、安定した業務運営を続けています。
この事例は、もうどうにもならないと思われた困難な状況でも、ちょっと違った外部の視点に感化されることで、大きな変革が可能であることを示しています。それは単なる知識やノーハウのインプットだけでは達成できず、例えて言うなら新しいメガネをかけるような体験によってもたらされるものだと思います。
あなたの企業の現状と似ていると感じたら、是非とも当社にご連絡ください。
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