■チームの主体性を育むという役割

オランダには、訪問医療業界で大成功しているビュートゾルフという会社があります。この会社は、過去10年間で急速にシェアを拡大し、顧客満足度と従業員満足度が高水準を維持しています。世界的なベストセラー「ティール組織」や「ヒューマンカインド希望の歴史」でも紹介されたビュートゾルフは、独特な組織文化を持っています。

その独特な文化の1つに、「地域コーチ」という役割があります。この役割には、私たちのサービスと似た側面があります。地域コーチは、1人で30〜50のチームを担当しますが、権限や責任はありません。その代わりに、彼らは以下のようなサポートを提供します。

  • チームが問題を正しく捉え、解決策を見つけるために問いかける
  • チームの情熱や強み、能力を引き出す
  • チームが自信を持って問題を解決できると信じさせる

私たちのサービスも同様に、成功事例の共有やアドバイスを提供しますが、クライアント様には自身で考え、自信を持って前進していただくことを目指しています。基本的に、私たちは「問いかけ」と「傾聴」を通じてサポートを行います。つまり、ビュートゾルフの地域コーチと同様に、主体性を持ったチームのサポートをすることが私たちの役割だと考えています。

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この記事を書いた人

経営者・管理職・リーダーを対象に年間400回以上の1on1を実施。あの手この手で企業の対話文化を盛り上げています。静岡に住みながら、主にzoomで全国のクライアント様をサポート。伺いして集合研修をおこなったり、アウトドアでの研修も提案しています。

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