先日、建設ゼネコンである㈱アーク東海様の安全衛生協力会様が主催する安全大会にて、「心理的安全性で防ぐヒューマンエラー」と題した講演を行いました。100名ほどの参加者にご出席いただき、大変盛況な会となりました。
今回の講演では、心理的安全性がヒューマンエラーの防止にどのように役立つかを、具体的な事例と共に解説しました。心理的安全性という概念は誤解されがちですが、現場でメンバーが自分の意見を率直に表明できる環境が、結果的に事故やミスを未然に防ぐという研究結果が多数あります。
第一章「心理的安全とは」では
まずは「心理的安全」とは何か、という基本的な部分から始めました。多くの方にとって新しい概念である心理的安全性を、イメージしやすく解説し、誤解されやすい点を正しく理解していただけるように事例や図でご説明しました。
第二章「心理的安全性とヒューマンエラーの実例」では
次に、心理的安全性が欠如した結果として起きたヒューマンエラーの実例を紹介しました。実際の事故例から、心理的安全性がいかに事故やミスと深く関連しているかを理解いただく機会となりました。
第三章「心理的安全性を高める具体的な方法」では
最後に、心理的安全性をどうやって高めるのか、現場で実践可能なシンプルなで具体的な方法をいくつか紹介しました。これにより、参加者の方々は自分の職場に持ち帰りすぐにでも実践したいという意欲を感じていただけたようです。
講演後、参加者からは「分かりやすくて会社で取り入れたい」「試してみたくなった」という好意的なコメントを多数いただきました。また、「世代間で心理的安全性に対する受け止め方に違いがある」という興味深い指摘もいただき、従来のコミュニケーションの方法を見直す必要性を感じている方が多い印象を受けました。
今回の講演では、私が前職で培った現場での経験と、現在の組織開発における知見を活かし、両方の視点からテーマに取り組みました。今後も、心理的安全性を高めることでヒューマンエラーを防ぐ手法を広め、より多くの企業様の安全対策に貢献していきたいと考えています。
他の企業様からも安全大会での講演のご依頼をお待ちしております。ぜひお問い合わせください!
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