■1on1ミーティングを定着させ、効果を高める、最も効果的な施策

「振り返りミーティング」

1on1ミーティングは、企業内のコミュニケーションを強化するために多くの企業で導入されています。しかし、実施するだけでは十分な効果が得られないことも。そこで、最大の効果を引き出すための方法を当社とクライアント企業様と共に模索してきました。その結果、当社が強く推奨するのは「振り返りミーティング」の導入です。振り返りミーティングは、部署を跨いで上司側の人が5人〜10人程度で集まって実施します。これをやらない手はありません。

なぜ「振り返りミーティング」が効果的なのか

その理由は以下のとおりです

悩みや課題を共有できる

人間に関わることには悩みや課題がつきものです。それを人と共有することで気持ちが救われるのもまた人間です。気持ちが救われるだけではなく、自分と違う視点からのアドバイスをもらえたり、他者のスタンスを参考にするだけで、あっさり悩みが解消することもあります。1つの課題を共に考えることでみんなにとって有益な新しいものを生み出せるかもしれません。 そうやって活動を進化させながら、メンタルを保ち粘り強く続けていくことができます。

他者の成功事例を参考にできる

1on1ミーティングは基本2人だけで行いますので、必然的に他の人がどんな1on1をしているのか見えにくくなります。 1on1によってどんなメリットを出したのか、それがどのような状況で生まれたのか。 せっかくの成功事例も、2人だけけのものになりがちです。 振り返りミーティングを通じて、本人だけでなく他のマネージャーにも公開し、横展開・応用してもらうことで効果は何倍にもなる可能性があります。

自分のマネジメントスタイルを客観視できる

多くの人と比較することで、自分のマネジメントスタイルを客観視することができます。 自分では気づけなかった自分の癖や思い込みが自分のマネジメントに悪影響与えていることもあります。それに気づき、修正できるチャンスとして振り返りミーティングは有効に機能します。

振り返りミーティングの実施方法

オンラインで行うことをおすすめします理由は、上司はお互いの就業場所が場所が離れている場合が多く、一箇所に集まるのが大変だからです。また、オンラインなら会議室の確保や資料の印刷などの手間も省けます。チャットグループを作ると報告・連絡・相談が楽ですね。低い負荷で続けられることが大事です。

人数は5人〜10人程度が良さそうです。多すぎると個別の話がしづらくなり、少なすぎると他者からの刺激も少なくなってしまいます。

頻度は月に1回1時間程度が良いと思います。例えば、毎月最終金曜日の17:00から。と固定しておくと予定を合わせやすく、日程調整の手間も省けます。

メンバーの中から1人か2人の推進担当者を決めておいて、彼らが、事前にアジェンダを考え、周知し、当日のファシリテーションもします。

最後には、次回のテーマを決めたり、次回までにやっておくアクションや宿題を確認したりします。

当社の豊富な実績と蓄積されたノーハウ

当社には、長年にわたりクライアント企業様の振り返りミーティングをサポートしてきた豊富な実績があります。この過程で得られた様々なノーハウを蓄積しており、それを活かして各企業様のニーズに合わせた最適なサポートを提供しています。具体的には、クライアント企業さまの推進担当者さまと打ち合わせ、ミーティングの内容を決めていきます。そして、ミーティングの当日には、推進担当者さまと弊社とで、一緒にファシリテーションしていきます。二人でのファシリテーションは、メンバーの意見を拾い、活発な対話を促す上でとても有効です。またプチセミナーやグループコーチングを行う際にも、その効果を高めることができます。

まとめ

1on1ミーティングを定着させてその効果を最大限に引き出すためには、上司側の定期的な振り返りと学びが鍵となります。ぜひ行ってみてください。その際に、当社の積み重ねてきた経験とスキルをご利用いただけたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

経営者・管理職・リーダーを対象に年間400回以上の1on1を実施。あの手この手で企業の対話文化を盛り上げています。静岡に住みながら、主にzoomで全国のクライアント様をサポート。伺いして集合研修をおこなったり、アウトドアでの研修も提案しています。

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