社内で、こんなやり取りありませんか?
さあ皆さん、全社で1on1をやりましょう。
ウチはとにかく数字がほしいんだよ。そんなのやってる暇ないよ!それとも1on1で売上が伸びるのか?
いや、それは、、
そんな時はこう考えてみてください。
では、売上が伸びるような1on1をやりましょう。
私も前職で新規開発営業をしていました。
もし、あのころ1on1を知っていたら、もっと結果を出せたんじゃないかなぁ、と思います。
そう言えば、あの頃は、よく上司と飲んで話してました^_^
でも、すぐに営業とは別の話になってしまいましたね、、
もし、いま、私が営業セクションの責任者なら絶対に1on1をやります。
ちゃんと勤務時間中に時間を取って。
営業は、1on1の効果が出やすいセクションだと思います。
今回の記事では、1on1が営業チームに有効な理由を5つ書かせていただきました。
是非、営業セクションの方に読んでいただきたいです。そして自分達ならどんな1on1が良さそうか、皆さんのチームなりの1on1を考えてみてください。
状況を客観視できるから
自らの営業活動や、その中で知り得た情報を振り返るうちに、状況が整理されてきます。
メンター(上司)に状況を話していると、メンティー(部下)の中で状況の解像度が上がって、よりはっきり認識できるようになります。
また、メンターからの質問に答えることで、一段深い見方ができるようになったり、視野が拡がったりするでしょう。
そして、話すこと(アウトプットすること)は客観視を促します。
状況をはっきりと認識し、それを客観視できれば、次に何をすべきか、自ずと見えてきます。
これは、営業を進めるにあたり、とても有効なことだと思います。
他者を利用できるから
営業の提案や進め方は、独りよがりになってしまいがちです。
ここに、他者の目線を入れることはとても重要だと思います。
1on1のなかで自分の考えを聴いてもらい、その上でフィードバックを貰えば、それが可能になります。
また、自分にはなかったアイディア、知識、人脈などを使わせてもらえば、打手が格段に広がります。
使えるリソースを最大限に利用して営業の質を高めましょう。
新しいアイデアが生まれるから
1on1の中から、メンティー(部下)にも、メンター(上司)にもなかった新しいアイディアが生まれることがあります。
そのためには、意識してコーチング的なスタンスを取る必要があります。
変化の速い環境では、常に新しいアイデアを生み出し、自らが変化し、環境に適応していくことが強く求められます。
1on1が注目を集める所以もこの辺にあるのではないでしょうか。
特にお客様と直に接している営業は、このミッションに対して重要な役割を果たすのではないでしょうか?
もちろん、経験年数の浅い営業マンには、既存のやり方を教え込むこと(ティーチング)も必要です。
ティーチングと、コーチングのバランスを上手く調整していきましょう。
聴く・話すスキルが向上するから
「1on1をやり始めてから、お客さんとのコミュニケーションがスムーズになりました。」
これは、メンターからも、メンティーからも聞こえてくる話です。
メンターは、1on1で傾聴のコツをつかみます。
スピードやテンションを相手に合わせ、相手がもっと話したくなるような合図の手、相槌ができるようになります。
質問の仕方やタイミングなども磨かれます。
3人受け持てば、週に3回そんなトレーニングの機会を持つことになります。
これは、上手くなるのも当然でしょう。
一方、メンティーの方も、
状況を説明する
自分の考えを話す
質問に応える、など
とても良い練習になりますので、
お客さんの前でも言葉がスムーズに出てくるようになります。
2人なら勇気がでるから
”気にかけてくれている人がいる”と思えるだけで
モチベーションが違います。
そのことで、
1人では続かなかった活動を根気よく続けることができます。
”状況を共有してくれている人がいる”
そう思えるだけで勇気が出ます。
そのことで、
1人では踏み込めなかったところまで踏み込むことができるでしょう。
人間って不思議です。
1on1を始めれば、定期的にそんな機会を設けることが出来ます。
「何を甘いこと言ってんだ。営業なんて一人でやるもんだよ!」
そんな声が聞こえてきそうです。
私も以前はそう思っていました。
しかし、この人間の心の作用を知るにつけ、今では利用しない手はないな、と思うようになりました。
まとめ
1on1が営業チームに有効な理由5つ
いかがでしたでしょうか?
今回は敢えて理由だけを書かせていただきました。
具体的な方法などは書きませんでした。
皆さんのチームにはすでに営業戦略があると思います。
この記事をヒントに、それを進める1on1を考えてください。
もしかすると反対に、1on1は既存の営業戦略に変化をもたらすかもしれません。
このご時世、それも良いのではないでしょうか。
甘やかすのではなく、更に先に進むために、
営業セクションにこそ1on1の導入をオススメします。
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