1on1に時間を取られ従来の仕事ができない、、
そんな話をよく聞きます、、
「会社で決められた事だから仕方ない、、」
そんな感じで続けている状態では、
虚しく時間と労力を消費するばかり、、
もし、あなたの1on1がそんな状態でしたら
一旦、あなたの担当している1on1の一部を
外部のプロコーチに外注してみていかがでしょうか?
想像以上の効果があると思います。
負荷が減り、丁寧なセッションができるようになる
1on1導入直後のクライアント企業様からは、
「3人受け持つのがやっとですね、それ以上はきついです。」
という声がよく聞かれます。
実際、お急がしいマネージャーのみなさんが、今の仕事に純粋にプラスアルファでやろうとすると、それぐらいになるのだと思います。
これを、7人、10人とやろうとなると当然ムリが出てきます。
そうなると、セッションも雑になってしまいます。
・前回の記録を確認せずに始めてしまう。
・しっかり傾聴できない。
・部下の意見を待てずに自分の考えを押し付けてしまう。
こんな感じでは、コーチングが機能せず、
単なる業務連絡や、思いつきの説教になってしまいます。
上司も部下もメリットを感じられず、
生産性も成長もない無駄な時間を費やすことになります。
ですからまずは、
無理なく丁寧なセッションができる人数まで対象者を減らしましょう。
その際、まずは比較的やりやすい部下を自分で受け持ち、
やりにく部下を外部コーチにお願いするのが良いと思います。
丁寧なセッションをすることでスキルアップし、
やりにくかった部下はその後担当すれば良いと思います。
プロコーチから1on1のコツを学ぶことができる
プロコーチに任せた部下との1on1の様子を、プロコーチから聞くことが出来ます。
・こんなテーマで話した。
・こんな質問をしたらこんな事を言っていた。
・こんな風に思っているのではないか?
・だからこんな質問をした。
などなど、
そんな会話の中から、プロコーチの1on1の進め方などを垣間見る事ができます。
逆に、自身が受け持っている1on1の様子もプロコーチとシェアし、アドバイスを受ける事もできます。
さらに、自身もプロコーチの1on1を受ければ、身を持って上質な1on1を体験する事ができます。
このことが、ご自身の1on1スキルを急速に向上させます。
社内に1on1ができる人材を育てることができる
かといって未来永劫プロコーチに任せておく訳にもいきません。
社内に上手な1on1ができる人材を複数人育て、彼らと分担していくことをお勧めします。
1on1をする側にまわることは彼らの視野を拡げ、マネージャーをしての素養を身につけるのに大変効果的です。
彼らの育成にもプロコーチは大きな役割を果たすことができます。
そして彼らもまた、次の世代に1on1のコツを伝えていくことになるでしょう。
このようにして、人の話を聴く文化、自分の考えを話す文化が
徐々に定着していきます。
こうなると、みんなが1on1から多くのメリットを生み出せるようになります。
もはや、1on1は仕事の妨げになるものではなく、
仕事をすすめる上で、最も有効な仕組みのひとつになります。
まとめ
「仕事の詳細を知らない外部コーチに1on1などできるのか?」とお思いになるかもしれませんが、結論から言うと出来ます。
もちろん、上司でなければ出来ない1on1もあります。
しかし、
利害関係の無い人間だからこそ話せることがあります。
仕事の詳細を知らないからこそ相手の発想をふくらませることができます。
実際の上司でありながら、そのコツを掴むのが1on1の質を高める肝です。
外部コーチとの関わりが「1on1に時間を取られ従来の仕事ができない、、」と嘆く状態から抜け出すキッカケになると思います。
場作りカウンセラーでは、そんな外部コーチの役割をオンラインで提供しています。
ご興味のある方は、なんなりとお問合せくださいませ。
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