軒主任

ハママツ：軒さんは、今どんなお仕事をされているんですか?

軒主任：ECサイトの運営に携わっています。開発側の窓口になって、ユーザー側と開発側のやりたいことを統合していく。そんな立場です。

ハママツ: 軒さんは多くの方と1on1をされてきましたが、特に印象に残っているエピソードを聞かせてください。

軒主任：自分がサポーター（メンター、上司役）として関わった1on1で、相手から「仕事を辞めたいです」と相談された事がありました。直接の部下ではなく、他部所のメンバーだったのですが、、

ハママツ：そうなんですね、、

軒主任：私と1on1を始めて３ヶ月ぐらいの時でした。その当時、彼の部所では業務プロセスの改革を急激に進めている時期で、それについていくのがとても大変だったようです。そこにご家庭の事情もかさなって、、大変さ、辛さがピークに達したのだと思います。

ハママツ：それはそれは、、

軒主任：でもご心配なく、彼は今でも在籍して、変化に対応しながら勤めていますよ！私との1on1も継続しています。

ハママツ：それはよかったです。辞めずに乗り越えたのですね！その時、1on1はどのように機能したのでしょうか？

軒主任：まず、私としては彼が本音で話してくれたことが嬉しかったですね。彼からすると、人に話してみることで気が楽になったのだと思います。

ハママツ：軒さんとは、※サポーターミーティングの企画とファシリテーションを一緒にやらせていただきましたよね。軒さんにとって、サポーターミーティングはどんな場だったでしょうか？

＊サポーターミーティングとは、上司役をしている人が参加する振り返り＆作戦ミーティング。当時10名ほどが参加していた。

軒主任：学びの場・刺激の場でしたね。

ハママツ：具体的には?

軒主任：参加者には、役職者や上役が多いのですが、それぞれの1on1の進め方に個性が出ていましたよね。それが、学び、刺激になりました。

ハママツ：確かに。なにか印象に残っているエピソードはありますか？

軒主任：こちらで企画した組み合わせ以外の1on1を自主的にやりだす人が、だんだん増えていきましたよね。

ハママツ：はい、「闇1on1」って名付けましたね（笑）

軒主任：闇（笑）でどんな1on1をやっているのか、その様子をシェアしてもらったときのミーティングはとても印象に残っています。みなさん活き活きと語っていたので。

ハママツ：私も覚えてます！「チームで結果を出すため」「新しいアイデアをひねり出すだめ」「グループ会社との交流を深めるため」各々が各々の課題に1on1で挑戦している様子が熱かったですね！

軒主任：皆さん、今だにずっと続けてますよ。

ハママツ：ファシリテーターの目線からサポーターミーティングを振り返っていかがですか？

軒主任：ダブルのファシリ（濱松と）は進めやすいと思いました。参加者が多くなると、発言が少なくなりがちですが、2人の掛け合いで回していくことによって話しやすい空気を作ったり、私が進行している時に、はまちゃんがメンバーを指名して発言を促したり、コーチング的に深堀り質問したり、だから参加者の考えを引き出せたと思います。どちらかが没頭しているときには、もうひとりが時間管理を気にしたり、そういう役割分担も出来ましたね。

ハママツ：外部コーチの価値はどんなところでしょう？

軒主任：一番は「話しやすさ」ではないでしょうか。利害関係が無いから本音で話しやすい。仮に直属の上司では無いとしても社内でのネガティブな話しは少し遠慮がちになりますから。

軒主任：また、業務を詳細までご存じない外部の目線からの「問い」によって、状況を俯瞰したり、客観視できるのも、大きなメリットだと感じています。

軒主任：それから、なかなか面と向かって本人に言いづらい感謝を、はまちゃんを通じて間接的に伝えてもらえうのも効果ありましたね。

ハママツ：場作りカウンセラーはどんな会社が利用すべきでしょうか？

軒主任：正直、どんな会社でも機能すると思いますよ。うまく行っている会社は更に加速することが出来ますし、上手く言ってない会社は悪循環を止めることができます。組織の成功循環モデルですね。

ハママツ：最後に、軒さんの今後の目標をお聞かせください。

軒主任：プレイヤー（メンティー・部下役）が、週に一度の1on1の時間を楽しいなと思ってもらえるようになりたいです。私は濱松さんに1on1をしてもらっていますが、毎週この時間を楽しみにしてますし、話したいネタは尽きないわけですよ。だから、私が担当しているプレイヤーにもそう思ってもらいたいです。

ハママツ：いや、、すでにみんなさん楽しそうですし(笑）しかも、軒さんの1on1めちゃめちゃ役に立っているじゃないですか（笑）